OpenCVの最新版ソースコードをSubVersionから入手してLinux(Ubuntu)にインストール

たった今,OpenCVの最新版2.3をインストールしました.
特にはまるところが無かったので,15分くらいで終わりました.

準備したもの

ここからSVNを使ってチェックアウトしました.
https://code.ros.org/svn/opencv/trunk

SVN

家のUbuntuには,svnが入ってなかったので,ますはそれからインストール.

sudo apt-get install subversion

sudoで管理者権限にしないとインストールできないと思います.
パスワードを入力して,待つ.

次に,最新版のOpenCVのソースコードを入手.

svn co https://code.ros.org/svn/opencv/trunk ./lib-opencv-latest

"co" は "チェックアウト".データをもらってくるコマンド.
最後の./lib-opencv-latest はダウンロード先のフォルダ名.名前はなんでもよいです.

そこそこ(数分くらい)待って,"チェックアウトしました" とのことなのでフォルダの中を見て,
Makefileもconfigure(マシン設定からMakefileを自動生成してくれるやつ)も無くて少し困りました.

CMAKE

"cmake" と名前がついているものが大量にあったので,これがconfigureの代わりということなのでしょうか.
というわけで,cmakeもインストールしました.

sudo apt-get install cmake

前述したsvnとほぼ同じです.
待っているだけでインストールできました.

OpenCV

ツールがそろったので,いよいよOpenCVの「インストール作業に入ります.

まずはcmakeにMakefileを作ってもらいます.

cmake -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE -DWITH_CUDA=OFF .

下記サイトを参考に,自分に関係ありそうなオプションだけつけて実行しました.
http://www.kkaneko.com/rinkou/opencv/opencvinstalllinux.html
ちなみに,コマンドの最後の"."は,"カレントフォルダにMakefileを作ってください"という意味.

Makefileができたので,もうあとはいつもどおりに,

make

(コンパイルが終わるまで待つ.パーセンテージが出るのでだいたい時間が読める)

sudo make install

(管理者権限でOpenCVをインストール)
で終了でした.

らくちん.

次は使ってみます.