OpenCVの最新版ソースコードをSubVersionから入手してLinux(Ubuntu)にインストール
たった今,OpenCVの最新版2.3をインストールしました.
特にはまるところが無かったので,15分くらいで終わりました.
準備したもの
- Ubuntu 10.04
- svn(subversionのクライアントツール)
- cmake(Makefileを自動生成してくれるツール)
ここからSVNを使ってチェックアウトしました.
https://code.ros.org/svn/opencv/trunk
SVN
家のUbuntuには,svnが入ってなかったので,ますはそれからインストール.
sudo apt-get install subversion
sudoで管理者権限にしないとインストールできないと思います.
パスワードを入力して,待つ.
次に,最新版のOpenCVのソースコードを入手.
svn co https://code.ros.org/svn/opencv/trunk ./lib-opencv-latest
"co" は "チェックアウト".データをもらってくるコマンド.
最後の./lib-opencv-latest はダウンロード先のフォルダ名.名前はなんでもよいです.
そこそこ(数分くらい)待って,"チェックアウトしました" とのことなのでフォルダの中を見て,
Makefileもconfigure(マシン設定からMakefileを自動生成してくれるやつ)も無くて少し困りました.
CMAKE
"cmake" と名前がついているものが大量にあったので,これがconfigureの代わりということなのでしょうか.
というわけで,cmakeもインストールしました.
sudo apt-get install cmake
前述したsvnとほぼ同じです.
待っているだけでインストールできました.
OpenCV
ツールがそろったので,いよいよOpenCVの「インストール作業に入ります.
まずはcmakeにMakefileを作ってもらいます.
cmake -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE -DWITH_CUDA=OFF .
下記サイトを参考に,自分に関係ありそうなオプションだけつけて実行しました.
http://www.kkaneko.com/rinkou/opencv/opencvinstalllinux.html
ちなみに,コマンドの最後の"."は,"カレントフォルダにMakefileを作ってください"という意味.
Makefileができたので,もうあとはいつもどおりに,
make
(コンパイルが終わるまで待つ.パーセンテージが出るのでだいたい時間が読める)
sudo make install
(管理者権限でOpenCVをインストール)
で終了でした.
らくちん.
次は使ってみます.